中国大手IoTメーカーより発売されている スマホプリンター 、 Xiaomi Mi Pocket Photo Printer を紹介いたします。
1. 外観レビュー

1.1 ポケットにも入る文字通りのコンパクトさ
今回紹介する スマホプリンター Xiaomi Mi Pocket Photo Printer の特徴はなんと言ってもそのコンパクトさにあります。軽くてスタイリッシュな見た目は、さすが毎度のXiaomi製品と言ったところです。全ての無駄を削ぎ落とした、どんなスタイルにも合うデザインになっています。



1.2 規格


画像からもわかる様に充電はMicro USBから充電していただく形となります。そのほかにも電源ボタン、充電マークとBluetoothマークがあります。
1.3 インクは必要?
印刷方法にはサーマルプリントという熱を用いて印刷する方法が用いられているため、インクなどをセットする必要はありません。
1.4 アルバムに入れたい場合は?
写真のサイズがチェキの写真のサイズより若干小さくなっています。(一番メジャーなチェキの写真サイズ・Miniは 54mm x 86mm でXiaomiは 50mm x 76mm となっています。)したがって富士フィルムのチェキ用のアルバムを購入すればアルバムとしてお使いいただけます。
なお、写真の裏面を剥がすとステッカーにもなるので、ノートなどに直接貼り付けてアルバムを作ることもできます。
1.5 写真のサイズは?
サイズに関してはどんなサイズも印刷できます。なお、ぴったりサイズは2×3で、4×3や16×9などは若干端が切れます。その際は、小さくすればどんな比率でも写真内に収めることができます。(以下写真の”No cropping”を選択すれば。)
1.6 使い勝手
使い勝手はとてもシンプルで、トレーをずらすと中にフィルムを入れることができます。この際、赤い紙を一番下にしてセットします。操作はアプリから行い、簡単なカラー設定やトリミングなどもできます。

1.7 連続印刷できるの?
連続印刷は、できることはできますが、3-4枚ほど連続で印刷すると本体がほんのりあったかくなり、印刷のたびにクールダウンのステップ(15-20秒ほど)が必要になります。したがって、大量に印刷するのは結構時間がかかるかもしれません。
1.8 富士フィルム・チェキ スマホプリンター instax mini Linkと比べて?コスパはいいの?
写真の色味はチェキと比べて若干見劣りしますが(ディテールはXiaomi Mi Pocket Photo Printerの方が上かも)、どちらも満足のいくクオリティーです(下で実際に印刷された物をご覧いただけます。)。もちろんインスタント印刷のため、スマホの画面と同じとは行きませんが、どこか懐かしい味のある写真を印刷することができます。
今回私は、 Xiaomi Mi Pocket Photo Printer フィルム付き本体(5枚)を6000円弱でAliExpressより購入いたしました。対して富士フィルムのinstax mini Linkは、フィルム付きで(20枚)約14000円ほどします。なおフィルムもXiaomiの方が安いので、そのあとの現像代も含めると価格にかなりの差が生まれます。

2. Xiaomi Mi Pocket Photo Printer で印刷してみる
2.1 実際に印刷してみた


実際に印刷してみたわかったことが、青色にかなり特徴があるということです。若干ビビッドが強く印刷されている印象を受けますので、それを踏まえて若干色度を落として印刷してもいいかもしれません。
2.2 メリット・デメリット(お急ぎの方はここだけでOK!)
メリット | |
✔️ | スタイリッシュ |
✔️ | 安い |
✔️ | コンパクト |
✔️ | 味のある写真が印刷できる |
✔️ | インク必要なし |
デメリット | |
✖️ | 連続印刷が少し弱い |
✖️ | 青色に癖がある |
2.3 instax mini Link との詳しい比較
instax mini Linkと比べて、 Xiaomi Mi Pocket Photo Printer は、ディテール、コスパ、デザイン面で優っています。以下記事よりより詳しい比較をご覧いただけます。
3. まとめ
いかがだったでしょうか?安く高コスパの スマホプリンター をお探しの方は、満足できる一品です。ご興味のある方は一度検討してみてはいかがでしょうか?
