世界大手多国籍テクノロジー企業のAMAZONより展開されている充電可能なニッケル水素電池、 Amazonベーシック 充電池 を紹介します。本稿では、カメラ機器やガジェットなどに Amazonベーシック 充電池 を使うべきなどの問題を解決いたします。
1. 外観より

1.1 開封して
まずはじめに言及すべきは、その見た目。Amazonと書いてある電池は、どこか可愛く所有欲を刺激します。
1.2 使い心地

スペックはとても一般的ではありますが、この製品の一番の魅力はその価格にあります。乾電池 x 4 、単四電池で1100円ほど、単三電池で900円ほどとなっています。エネループPROに関しては、以下記事より閲覧いただけます。エネループPROより約4割ほど安くなっています。
1.3 充電器
充電器に関しては、他社メーカーの充電器で問題ありません。私はエネループPROの充電器で充電していますがなんの問題もありません。
1.4 ケース
ケースはあなたの大事な電池を守ります。ぐちゃぐちゃにせず、無くさないためにも以下のようなケースはあってこまりません。興味のある方は、検討してもいいかもしれません。

1.5 頑張ってほしいポイント – 自然放電・パワー
やはり、エネループPROと比べるとその違いは歴然。私はZOOMのマイクで使用していましたが、そのパワー不足は顕著に現れ、気がついたら ”あれもう電池ないの” と驚きます。
値段もあってエネループPROは最後までパワーを落としませんが、 Amazonベーシック 充電池 の最後の方はスズメの涙ほどのパワーになります。
自然放電はします。そのためリモコンやマイクなど、長い間電池を変えることを想定しないも物も頻繁に充電する必要に迫られます。なお、充電は1000回までですが、自然放電をするとその1000回の内の一回を何もせずに消費します。
つまり燃費がとても悪く寿命が短いということになります。環境を考えても、お財布を考えても、あまり何回も買い替えたくない為充電池を選んでいるのにこれだと本末転倒です。
1.6 頑張ってほしいポイント2 – 液漏れ注意
これは私個人の話ではないのですが、知人で液漏れより機材がダメになったとの話を聞いたことがあります。本製品は液漏れ防止ではないため、カメラなどの高級機材に使うことはあまりお勧めできません。
1.7 頑張ってほしいポイント3 – 使えない?
これは驚きではあったのですが、フル充電直後でも使えない機器もあります。ZOOM H2n(マイク)はニッケル水素電池も対応しているにも関わらず、フル充電からすぐ使えなくなったりしました(フルで20%ほどしかありませんでした。)。これは製品にもよるとは思いますが、その可能性は頭の隅に置いておいてもいいかもしれません。
また当たり外れが多いような感覚も受けました。(計8本ほど使用しました。)したがって、物によっては容量不足でフル充電後でもバッテリー残り20%のような自体が起きる可能性があります。
2. Amazonベーシック 充電池 こんな人にオススメ
2.1 こんな人にオススメ – 少しネガティブですがこんな使い方にお勧め!
かなり批評をしましたが、必ずしも使えないわけではありません。例えば100円ショップなどで購入した小さな機材にわざわざエネループPROのような物を使う必要はあまりありません。お勧めとしては安価なライトや壊れてもそこまで困らないものに使用するのには悪くないかもしれません。

2.2 メリット / デメリット (急ぎの方はここだけでOK)
メリット | |
✔️ | 見た目はスタイリッシ |
✔️ | 安い(エネループPROより4割ほど安い) |
デメリット | |
✖️ | パワー不足:充電後でも使えないことも |
✖️ | ザルのような自然放電 |
✖️ | 電池の周りのカバーが脆くすぐ破れる |
✖️ | 液漏れ注意 |
3. まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は少しネガティブではありましたが、用途を絞ると使えないわけでもありません。そこも吟味した上で検討してもいいかもしれません。
