中国大手IoTメーカーシャオミより発売された高性能プロジェクター、 Xiaomi DLP projector をレビュー。超コンパクトなのに関わらず高性能のプロジェクターを本項ではご紹介いたします。
1. 製品レビュー


1.1 圧巻のコンパクトさ
開封してまず驚くのがそのサイズ感。これまでのプロジェクターは持ち運びなどあまり想像できなかったが、今回シャオミはその固定概念を破壊した。何と言ってもそのコンパクトさは圧巻の一言。どれほど小さいかというと、片手で持てるほどスリムなのだ。
1.2 投影サイズ
映像のサイズは、置く距離によって設定されます。上記の通り、最大120インチまで大きく見ることができます。
1.3 音質
映像を見る際にきになるのが音質。 Xiaomi DLP projector には専門家よりカスタムされた音響システムが搭載されており、そこらの安価な中華プロジェクターとは比べ物にならないほどの音質を実現します。音質にこだわりのない方は正直内臓スピーカーで十分な音質を体験できます。もちろんこだわりのある方も、ジャック端子/Bluetoothでお気に入りのスピーカーに接続も可能です。また、使用中には、少々のファン音が聞こえますが、気になるほどではありません。
1.4 言語設定が少し厄介だが大丈夫
どのモデルを買うかによって言語がかわります。しかし、クロムキャストやFireTVなどをさしっぱなしにしておけば、なんの問題もありません。私は、AliExpressより中国版を購入したため、言語は中国語混じりの英語設定にしかできませんが、全く困ることはありません。
1.5 明るさ
500ANSIルーメンの明るさは、圧巻の一言。日中のカーテンを閉じてない場合も映像を見ることができます。これは、同じ価格帯の他のプロジェクターと比べても違いは一目瞭然で圧倒的なコスパを提供します。
1.6 頑張って欲しいポイント
仕方はないのかもしれませんが、四端のピントが若干あいにくいです。その傾向は、映像のサイズが上がればなお顕著に見えます。また、左右のフォーカスが、少し甘いかなと思う時もあり、オートフォーカスをオンオフしマニュアルで変更することができればいいのになと思うこともあります。

2. Xiaomi DLP projector はどのように見えるの?
2.1 発色
発色はフルHDということもあり、とても綺麗です。映画を見ていると、投影されていることを全く忘れるほどのクオリティに、さすが中国大手メーカーだと感じさせられます。



2.2 メリット / デメリット (急ぎの方はここだけでOK)
メリット | |
✔️ | コンパクト |
✔️ | 持ち運び可能 |
✔️ | フルHD |
✔️ | プロジェクターだけで完結 |
デメリット | |
✖️ | 音にノイズが入ることがある(ハズレを引いたのかもしれません) |
✖️ | フォーカス設定が地味にめんどくさい(左右で合わせるとき) |
3. まとめ
いかがだったでしょうか?この5万円ほどの価格帯では最高の一台です。ご検討してみてはいかがでしょうか?
